妄言 子ども時代 日常

ナマポです。使徒が来ても戦わせてもらえない。

ナマポです。
底辺で生きてます。

エヴァンゲリオン。
1995年に放送された近未来の日本、第三新東京市が舞台のアニメです。
ナマポも子どもの頃見てました。(多分再放送です)
その「近未来」の始まりが今日、2015年6月22日なんです。

ナマポはドラマやアニメを見るとき、自分ならどの人物になれるかを考えながら見ることが多いです。
エヴァの世界ではナマポはもちろん碇シンジ主人公です。
見た目ひょろっとしていて、まじめそうだけどイマイチ冴えなくて、おとなしそうで、でもキレやすそうで。
ネクラで、臆病で、どう見てもモテなさそうで。
「にげちゃだめだ、にげちゃだめだ、にげちゃだめだ」

でも!ちがう。

碇シンジはエヴァ初号機に乗る主人公なんです。
選ばれた人間(神に?)として主人公機体に乗って未知の生命体と戦うんですよ。
美人で年上のお姉さんや、かわいい帰国子女の同級生と同じ部屋に住んでいるんですよ。
みんなのヒーローなんですよ。
めちゃうらやましいです。

ナマポはモブです。
モブというのは名前の無いその他大勢のことです。

「オレもあの機体に乗りたいなあ」
と思いながら
「どうやったらあれに乗れるんだろう?」
「誰に頼めば乗せてもらえるんだろう?」
と部屋の隅っこで碇シンジ君のことをうらやましそうに見ているその他大勢の1人です。

そのうち
「そもそもなんであいつ(碇シンジ)なんだ?」
「募集とか面接とか試験とかいつあったの?」
「なんでオレじゃダメなんだ?」
「いつもオレは違う方だ」
みんながエヴァと使徒との戦いで盛り上がっている中、1人興味無さげに冷めた表情で見ています。
そのうち本当に興味なくなります。

だからといってエヴァに乗りこんでも何も出来ません。
だってそれまで何もしてないから。
本番のチャンスも無かったですが、練習のチャンスも無かったです。

今まで何もしてないし、これからもずっと何もさせてもらえないんです。

だからいつまでたっても底辺です。

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