日常

道を歩いていたら干し柿買わされました

ナマポです。底辺で生きてます。

銀行の帰りでした。

バイト代1万円が振り込まれたので銀行でお金を下ろしたすぐあとです。

ちょっと地味目でカートを引いた女の子に声をかけられました。

田舎から出てきて道がわからないのかなと勝手に思いこみ話を聞いてしまいました。

福井で採れた干し柿です。1袋500円、3袋なら1080円です」

って言いながらニコって笑うんです。

しまったと思いましたがもう遅いです。

身構えて警戒していたら「いえ、結構です」と言えるんですが、ガードを下ろしちゃってます。

こうなったら買うしかありません。

「2袋ならいくらなのかな」とか「3袋のときだけ消費税っぽい価格なのは何故?」とか思いましたが、そんなこと言えるぐらいだったら断ってます。

言えないから断れないのです。

 

ナマポはあまり女の子からしゃべりかけられたことがありません。

中学生の頃とか、ちょっとしゃべりかけられると「この子おれのこと好きなのかな」と思っちゃうのです。

内容はたいてい頼まれごとですが。

「ナマポ君、ゴミ捨ててきてよ」「日直変わってくれる?」

でもそれで調子に乗ってしまって、こちらから話しかけると、女の子のグループで「あいつキモイ」って言われてました。

 

そんな話はどうでもいいです。

人からものを頼まれると断りきれないのです。

お金が1円もなかったら断れるのですが、わるいことにバイト代1万円を下ろしたばかりです。

さらにナマポ、この時大きな勘違いをしてました。

福井の干し柿というのを福島の干し柿と思ったのです。

ああ、これを買えばほんの少しでも東日本の人たちの助けになるかなあ、って。

ちょっと良いことがしたかったのかもしれません。

「あ、じゃあ1つください」

「3袋だと1080円ですよ(笑顔)」

「あ、いえ、ひとつで。お金無いし」

そういいながら500円が無く、下ろしたばかりの1万円札しかありませんでした。

いつもなら小銭しか無いのに。

1万円札なんか滅多に入ってないのに。

「ホントは1080円ですけど、3袋1000円にしますから(笑顔)」

「あ、じゃあ3つ……」

値段、適当なんですね。結局3つ買わされ買いました。

「領収書、書きますね」

いや、別にいらないですけど。

でも書いてくれたのでもらいました。

ん、裏面もお読みください?

干し柿でもクーリングオフとかあるんですね(?)

でも3,000円以下だから関係ないか。

ナマポ、干し柿なんかそんなに好きじゃないのに。

干し柿なんかほとんど食べたことないのに。

でも干し柿は1000円だからまだいいです。

1回道歩いていてスプレーで描いたような絵画を何十万かで買わされそうになったことがあります。

その話はまたいつかしますね。

いつまでたっても底辺です。

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