ナマポです。
底辺で生きてます。
昨日書いた通り、家賃2ヶ月分約10万円の請求が来ました。
どう考えても支払えません。お金を借りないといけないのですが、もうカードローンはこりごりです。
というかナマポはもう借りられません。
お金を借りられるのは親だけです。
電車賃がもったいなかったので4駅ほど歩いて実家に行きました。
いやいや。いくらなんでも電車賃ぐらいはあるんですけど、それぐらいのことをしないと何か申し訳ない気がしたので、自分の足で歩くことにしたんです。
途中汗だくになり、自販機のお茶が美味しそうに見えましたが我慢しました。
そもそも今日は暑いのはわかっていたのに、なんで家からお茶を水筒に入れて出てこなかったのか。
ナマポ、計画性0です。
先を読むことができません。
途中、熱中症で倒れそうになったのでコンビニでトイレ借りる振りして水道の水を飲みました。
道中は「母親だけいてくれ。親父は出かけていてくれ」と願いながら歩いていました。
2時間半かけて実家に着きました。
「ただいま」
「おかえり」
願いは打ち砕かれました。
今日は両親ともそろって在宅でした。
とりあえずいきなり帰ってきたけど昼食だけ食べさせてもらいました。
何をするでも無く居間でテレビを見ていると、そのうち母親が買い物に出かけました。
父親と二人っきりになりました。
ナマポ、父親が苦手です。
子どもの頃よく叱られたからです。
何も言わずにだまってテレビを見ていると父親が
「おい、小遣いやるわ」
「へ?」
「競馬大きいのが当たってな。小遣いやるわ」
「ん……あ、ありがと」
ナマポに2万円くれました。
父親、競馬当たったなんて絶対ウソです。
ナマポが何か言いたそうだったので気を利かせてくれたんだと思います。
涙が出そうになりました。
でもお父さん、それじゃ全然足りないんです。
息子はいつまでたっても底辺です。