ナマポです。
底辺で生きてます。
新幹線で71才の老人が焼身自殺したニュースは皆さんご存知だと思います。
35年間払い続けた年金が月12万円しかもらえず、ボロアパートで家賃も滞納。
人として最低限の生活もままならず、新幹線車内でガソリンを被って焼身自殺しました。
そしてさらに巻き添えで、女性が一人死亡しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000567-san-soci
このニュースを聞いて涙が出ました。
このおじいさんはナマポの未来の姿です。
ナマポもろくに年金ももらえず、お金もなく一人孤独な老後を送ってるんです。
きっと誰からも相手にされず死んでいくんです。
それにしてもこのおじいさん、気の毒過ぎます。
きっと最期に社会に老人の孤独死問題や今の年金制度、貧困・底辺への救済を国や社会に訴えたかったんだと思います。
そのためになるべく他人に迷惑をかけず話題になる死に方を考えた結果が、新幹線での焼身自殺だったのです。
「新幹線車内で自殺すればそれだけで迷惑」
確かにそうですが、その言い方って冷た過ぎませんか?
これぐらいは大目に見てあげてよって言いたくなります。
「巻き添えで死んだ人もいる」
この被害者の人は本当に気の毒です。
でもこのおじいさんも他人まで巻き添えにはしたくなかったはずです。
火をつける前に、周りの人に「逃げなさい」と言ってたそうです。
このおじいさん、自分の命をかけて、迷惑は最小限に抑え、最大の話題になろうとしたのに。
ところが命をかけた最期の訴えが、不可抗力とはいえ人を殺めるという最悪の事態を招いてしまったのです。
その結果、本来「貧困老人の自殺」「命をかけた最後の訴え」だったはずが「放火殺人の容疑者」「列車テロ」です。
本当に最期の最期まで不運な人生だったとしか言いようがありません。
ナマポも将来きっと自殺します。
その時はどんな死に方をすればいいでしょうか?
人への迷惑は最小限に抑え、最も話題になる死に方をしたいと思います。
老後まで底辺です。