ナマポです。
底辺で生きてます。
9月1日、長い夏休みが終わって学校が始まる日です。
この日が子どもの自殺が最も多い日だそうです。
ナマポ、図書館嫌いです。二度と行きたくないです。
ナマポが小学生のときです。4年生です。
夏休みの自由研究で夏休みの間の天気予報と実際の天気の的中率を調べたかったのです。
今思い返してもなかなか面白そうな研究テーマです。
ただ思いついたのが夏休みの終わりだったので調べるのが大変です。
もちろん今のようにネットで検索なんて出来ません。
そこで「調べたいことがあったら図書館で調べたらいい」と言われました。
図書館で何か調べごとをしたり、勉強している自分を想像したら、なんだかすごく出来る子どもみたいじゃないですか。
そしてかっこいい自分をイメージしながら図書館デビューです。
ナマポの住んでいる地域の図書館は昔ながらの古い図書館でした。
緊張しながら図書館に入ると入口から右が図書、そして左が新聞のある部屋でした。
初めて図書館に入ったナマポはそのまま左に行こうとしたらそこでいきなり怒られました。
「あなた!どこに行くつもりなの」
ヒステリックにおばさんが叫びました。
すぐに怒られているのはわかりました。
でもなぜ怒られているのかわかりません。
ナマポはこういう突然の出来事に全く対応出来ないのです。
すぐに固まってしまいました。
「そっち(※新聞)じゃないでしょ。こちら(※図書)でしょ」
意味が分かりません。
図書の方に行かなければならない理由がないのですがナマポはそれに対応出来ません。
ひょっとしたら図書の方に行かないといけない理由があるのかもしれないと考えてしまいます。何故そう思うのかはわかりませんがナマポはそうなのです。
言われるままに図書の方に行こうとしたらまた怒られました。
「何をやってるの!鞄は持って入っちゃだめでしょ」
その図書館は古い施設で、持ち出し禁止のゲートが無いのです。
なので鞄はロッカーに預け、持って入ってはいけないのです。
ナマポがそのルールを知ったのは高校生になってからです。
この時は何の説明も無くただ怒鳴られ、さらに目的であった天気は調べられないまま終わりました。
二度と図書館には行かないと思いました。